名前も知らないけど仲良しだった気がする
そんな訳で
どーもNorikoです
昔住んでいた家のご近所さんちのワンちゃんとの思ひ出です
初代脱走犬
家から少し離れたところに、お庭で犬を飼っているKさん宅があった
ある日学校から帰って家でダラダラしていると、犬の鳴き声が聞こえる
外に出てみるとKさんちの犬が居た
家の近くには大型トラックが行き来する道がある
轢かれてしまわないか心配になった
Kさんちの犬は通学路から遠目に見ていただけだったが、ダメ元で「おいで〜」と声をかけてみると寄ってきた
安全な道へ誘導して遊んでいると慣れてきたので、そのまま走ってKさんの家まで連れていってみた
Kさんとは特に話したことはなかったため、緊張しながらピンポンを押す
わし「あの、ワンちゃんが逃げてきちゃったみたいで…」
犬は驚いたKさんをおちょくるように足元に数回ジャンプすると、自分の小屋の方に戻り首輪を付けてもらっていた
どうやら自分で首輪を抜けて脱走してきたようだ
このあと数年に一度は逃げてきて、ひとしきり遊んでから届ける、ということをしていた
二代目脱走犬
何年かすると初代ワンちゃんの姿を見なくなった
亡くなってしまったようだ
ある日、父と車で家に帰る途中、Kさん宅の私道から仔犬ちゃんが飛び出てきた
仔犬ちゃんは楽しそうに父の車のタイヤにまとわりついてくる
近付いてきた時点で徐行していたから轢かずに済んだものの、危なすぎる
幸い道路に他の車もなかったので、わしが車を降りて捕まえようとした
じゃれついてくるが、なかなか捕まらない
少し追いかけっこをしてから初代ワンちゃんの時のようにKさんの家に届けに行くと成功した
いろんな謎
Kさんのお宅の方には自然豊かな場所が多く、わしの家の方はデカい道路がある
遊ぶとしたら絶対Kさんちの近くの方が犬心をくすぐると思うのだが、なぜ初代ワンちゃんは何度もこっちまで逃げて来てたんだろう?
二代目の仔犬ちゃんにしても、なぜ道路を走っていた車に無邪気にまとわりついてきたのか
そして二匹ともリードもなしに誘導するわしに、よくしっかりと着いてきてくれたものだなと思う
どこも持てないから家に着いても再び逃げられることもあり得るし、ピンポン押す時は毎回緊張してた
近所とは言え普段ほとんど絡みのない子供(わし)が、何年かに一度ワンちゃんを届けに来ることは、どう思われていただろう
わしはKさんが戸惑う姿や、奥さんがびっくりして感謝してくれる様子を見ると、恥ずかしいような気まずいような気持ちになっていた
悪いことしてるわけじゃないのに、なんか勝手にワンちゃんと仲良くなっているような…若干の後ろめたさのようなものもあった
しかしワンちゃん達が車の事故に遭ったりする前に、毎回無事にお届けできていたことは誇りに思う
とりあえず年に数回、犬を攫っていく謎の子供(妖怪?)と思われてないと良いのだが
またどこかで
Kさんちの仔犬ちゃんも先代のワンちゃんのように脱走テクニックを習得したのか気になったが、うちはその後引っ越したので知ることはできなかった
もしまた脱走した犬を発見したら、安全に飼い主さんを見つける手伝いをしたいなと思っている
