ややこしや
そんな訳で
どーもNorikoです
入部直後の不安
特に何もやりたい部活がなかったが、1年から帰宅部というのは許されず
中学からバレー部で当時は地元の強豪チームでママさんバレーをしていた母からの圧力で、仕方なくバレー部に入った
入部間もない頃、保護者見学も入った、ある日のこと
- 2軍の先輩に1年が1人ずつ混じり、レギュラーの先輩たちのアタックをレシーブで返す
- 1年はレシーブできなくても1球ごとに交代
というお試し練習のようなローテーションが組まれた
レギュラーの先輩たちは鋭いアタックを決めていく
2軍の先輩たちは保護者の目など気にもせず、キャーキャー言いながら飛んできたボールを避けて1つも返さない
わしはドン引きしながらも自分の近くへ飛んで来たボールを1軍コートへ返した
母も含めママさんバレーをしている保護者は絶望していた
嫌がらせ
顧問の先生からボール渡しやレシーブ要員に指名されるようになった
と同時に、一部の同学年女子と、その姉である3年の先輩から地味な嫌がらせを受けるようになった
一部の同学年女子はボール拾いのみ、3年の先輩は2軍だった
よっぽど暇だったのだろうか
優しい先輩達
レギュラーの先輩たちは、よく声をかけてくれた
2年の先輩も
「のりちゃんはトスも出来るから助かる!私の練習に付き合って!」
などと次期エースの先輩が自らペアの相手として練習に誘い出してくれることもあった
先輩たちの厚意は無駄にしたくないと思っていた
手紙
3年生が引退する時期
小学校の頃から仲が良かったオポジット(バンバン打ってめっちゃ点取る人)のE先輩から手紙をもらった
今までの練習での姿勢を労ってくれた言葉のあとに
- 次の世代には、ややこしいところがある
- 正直、私が信頼できる人間は少ない
- 楽しくなくなったら無理して部活を続けなくていい
- 何かあっても、のりこは悪くないから気にせず辞めていいんだからね
などと書かれていた
その時点では2年の先輩達にも優しくしてもらっていたため、不思議に思いながらも、E先輩の言葉を胸に留めておいた
パーフェクトガール
3年生の引退後、同学年から真っ先にレギュラーに選ばれたのは
- 美人で背が高くスタイル抜群
- 性格も良くて女子にも男子にも大人気
- 長く付き合っている彼氏あり
- 成績優秀
- 帰国子女
- バレー以外でも運動神経抜群
まるで漫画かドラマの主人公が実体化したかのよう
とんでもないハイスペックのWちゃん
わしにずっと嫌がらせしていた連中は、Wちゃんにも陰湿な嫌がらせをするようになっていた
Wちゃんが転校して行くと、矛先は再びわしに戻ってきた
やはりよっぽどやることがなかったらしい
点と線が
ある日の練習試合
2年の先輩のアタックを咄嗟に返したのが奇跡的に相手コートに落ちて得点になった
普段クールな顧問の先生が
のりこが良いプレイだった!!
と珍しく興奮していた
次の日から2年の先輩達から急に存在を無視されるようになる
可愛くて綺麗で密かに憧れていたK先輩だけが、変わらず接してくれた
しかしK先輩は部活とは全く関係ない理由で他の先輩達から無視されるようになり、部活にも学校にもあまり来なくなった
E先輩が手紙で忠告してくれた
次の世代には、ややこしいところがある
というのは、こういうことだったのか
新体制
顧問の先生は別の学校に異動した
ほとんど部活に行かなくなっていたわしは、ついでに存在を消すことに成功した
新しく部長に任命された子と話す機会があり
のりちゃん前に顧問の先生にめっちゃ褒められてた練習試合あったじゃん?
あのまま残ってたら私達と一緒に1年からレギュラーになってたんだよー
あのあとすぐ辞めちゃって残念だった
と言われた
それはねえよ!わしその試合の後から先輩達全員に無視されてたもの
なんて、何も知らないその子には言えるはずもなかった
最後に
わしの母は中学時代、総勢300人余りが在籍していたバレー部で1年からレギュラー入りを果たし
2年では既に部長に任命されていたそうな
3年を差し置いて部長をしていたにも関わらず、現在に至るまで先輩とも仲良しだ
社会人になってからは社会人サークルに参加し
わしを産んでからは地元のママさんバレー強豪チームに勧誘され所属
引退後は、そのチームの顧問にと呼び戻され、娘のわしよりだいぶ若い子達のことも可愛がっている
わしは諸々のややこしさから早々にフェードアウトしたが、母のように今もなお明るく楽しく快適にバレー人生を送っている人間もいる
母娘でも、こうも違うものとは
